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おたふく風邪に注意!

2016.07.07

流行性耳下腺炎(おたふく風邪)

4~5年周期で流行があり、
2016年は2010-2011年の大流行に次ぐ流行の兆しが。
これから夏の患者数増加に向け、
注意が呼びかけられています。

名古屋市内ではまだ感染者数が少ないようですが、
愛知県内では知多方面で患者数が増加しているようです。

潜伏期間は約2〜3週間。
咳などの飛沫感染や、接触感染でうつります。
感染力はとても強いが、
約3割の方が無症状で終わります。

特徴的な症状は発熱と耳から頬・顎にかけての腫れ。
腫れには個人差があり、
両方または片方のみ、時間をずらして片方ずつ腫れる場合もあります。
最も腫れが大きくなるのは発症してから2日目頃。
3日目以降から徐々に回復して行き、
安静にしていれば自然に良くなっていくケースがほとんど。

ただ、まれに髄膜炎(10~20人に1人)や睾丸炎(思春期以降にかかった人では約4人に1人)、難聴(約1000人に1人)などの合併症があるので注意が必要です。

任意となりますが、おたふくには予防接種があります。
1歳過ぎたら接種可能となり、
おたふく風邪の患者は2~7歳が多いので、
合併症予防のため、
1歳過ぎ、集団生活が始まる前までの接種をお勧めします。
名古屋市では費用の助成があるので、1回3000円で接種出来るようですよ。



 

 

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