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骨粗鬆症

2016.06.01

天白区薬剤師会の勉強会に参加してきました。

今回のテーマは『骨粗鬆症』

骨粗鬆症とは、骨量の低下や骨質の劣化によって骨がもろくなる病気です。
しかし、初期段階では自覚症状が乏しいので、
実際に骨折するまで自分が骨粗鬆症であることに気づかない人がほとんど。

なんと国内には推定1280万人の患者さんがいると言われており、
その数は高血圧の患者数の1010万人を超えています。

骨粗鬆症が怖いのは、
転倒などの弱い力でも骨折することがあり、
骨折が原因で、寝たきりや痴呆などの要介護になる可能性が高くなることです。

そうならないためにも、
女性は40歳を過ぎたら、
定期的に検診を受けることをお勧めします。

名古屋市では40,45,50,55,60,65,70歳の女性の方が
自己負担額500円で骨粗鬆症検診を受けることが出来ます。

検診に行くのはちょっと・・・という方は、
2008年にWHOが公表した、
骨折リスクを評価する指標『FRAX』をまず利用してみて下さい。
骨密度の数値がなくても、
年齢、身長や体重、骨折歴の有無などの簡単な情報を入力すれば、
今後10年間の骨折発症のリスクを知ること出来ますよ。
15%以上が治療開始の目安となります。

ご自分の骨の状態をチェックしてみて下さいね。



 

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