降圧目標が下がりました。

2019.05.29

昨日28日の中日新聞「健康」の面で、
『高血圧治療　75歳未満見直し』の記事が掲載されましたが、
ご覧になりましたか。

日本高血圧学会はこの4月、
高血圧治療ガイドラインを改定し、
75歳未満の成人高圧目標について、
従来の指針より10ｍｍHg引き下げ
最高血圧（収縮期血圧）を140→130Hg未満、
最低血圧（拡張血圧）を90→80Hg未満としました。

血圧が低い方が、日本人の死亡原因、第2、3位である脳心血管疾患を抑えられるという
研究結果が国内外で報告されているためです。

ただ、治療の診断基準は今まで通りの
最高血圧140以上、最低血圧90以上で変わりません。

降圧剤をすぐに服用するということではなく、
まずは生活習慣の改善を強化しようということですね。

減塩についての投稿を以前2016年6月に
『減塩しませんか①～③』でしているので、
よろしければご参照下さい。